アメリカ合衆国を流れるミシシッピ川について書いてあります。
特に、水上の物流ルートとして利用されてきたことや、南北戦争においては、この川の支配権がターニングポイントになったことにも言及してあります。
この川が舞台となった「トム・ソーヤーの冒険」の著者 マーク・トウェインについても触れています。
ちなみに、この小説は、ラダーシリーズで読んだことがあります。
感想
ミシシッピ川の大洪水(1927年)について書いてありました。
当時、一部の人々は、「対岸の堤防が決壊しないかな、そうすれば、こちら側は助かるのに」と思ったそうです。
実際に、堤防を破壊されないために、見張り役を立たせていたとありました。
また、技術者が言った「堤防は持ちこたえる」を信じた人々は、決壊のあと、自分たちの間違いに気づくことになりました。
私は、このような状況でも、はたして、正しい道徳心をもって、冷静にいられるだろうか? と思いました。
その時、急に、そうなろうと思ってなれるのでなく、普段からどのように日々を過ごしているかが、そのまま出てきてしまうのかなと思っています。
まずは、普段の生活をきちんと整えていきたいと思っています。
気になった単語
maneuver [動] 巧みに動く
collide [動] 衝突する
relentless [形] 情け容赦のない