主に、14世紀にまん延した黒死病について、書いてあります。
感想
私は、このパンデミックの中に生きた、2人の人物に興味を持ちました。
1人は、聖ロクスです。
彼は、ペスト患者が次々と見捨てられていく中で、彼らを看病しました。
ついに、彼自身がペストに罹ってしまいました。(一命はとりとめます)
それ以降、彼の肖像が、たくさん作られたそうです。
もう1人は、ポーランド王のカジミェシュ3世です。
この時期に、西ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人を保護し、自国ポーランドに招き入れました。
この2人のような行動は、おそらく普段からそのような行いをやっているからこそできることなのだと思います。
緊急事態であれば、より普段の行いがそのままできててしまうものだと思います。
日常から、自分のできる範囲の良い行いをやっていこうと思います。
また、パンデミック後の社会の変化について、記述がありました。
農作物を育てていた場所で、より儲けのいい放牧を営む人がでてきたり、農地を離れ、町に出ていってお金を稼ぐ人がでてきたそうです。
また、これを機に医療も進歩し、その後、ルネサンスも興きました。
私も、今起きている時代の変化に遅れないように乗っかっていこうと思います。
気になった単語
peasant [名] 農民
abandon [動] 見捨てる
destractive [形] 破壊的な