本・映画の感想

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 感想

投稿日:

↑入場時にもらったPOSTCARD

私のTOEIC受験も一旦終了しましたので、お疲れさんの意味も込めて、先日観てきました。

春休み中だったので、子供連れが結構多かった印象です。

感想

まず、現実の世界の母と娘の関係が、メタバースを行ったり来たりする間に、無生物どうしの関係になるシーンが印象的でした。

例えば、ある世界では、人形と人形の関係になり、生命が誕生しなかった世界では石と石の関係になったりするところです。

人間個人は、壮大な宇宙の営みからしてみたら、ほんの一瞬だけ現れた、ただの物質の塊に過ぎないのだ ということだと思います。

また、後半の戦闘シーンも印象に残りました。

身近な人たちがエヴリンの相手であり、そして、彼女は攻撃するのではなく、その人たちが喜ぶことを与えていたいました。

私たちは、物事がうまくいかない時に、怒りや憎しみを他人にぶつけてしまいがちです。

でもそれは、怒りや憎しみを増大させるだけなのだと思います。

まずは、イライラを人に無意識にぶつけてないか、気を付けていきたいと思います。

そのうえで、簡単なことではないと思いますが、人に親切や優しさを与えられたらいいと思います。

最後に、エヴリンのお店の看板が、和製英語の代表例みたいな ”coin laundry” と書いてあったのが少し気になりました。

-本・映画の感想

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

キャラクター 映画 感想

映画を観るなら海外ものと決めつけてました。かっこつけてました。。。日本の映画は面白くなさそうだし、得るものもないのではないか、などと偏見を持っていたのだと思います。 映画がはじまると、ストーリー展開に …

キャスト・アウェイ 感想

2000年のトムハンクス主演の映画です。 アマゾンプライムのおすすめの中からなんとなく選びました。 ちなみに、英語学習者のプライドは捨て、日本語字幕で鑑賞しました。 感想 人間は、1人では生きていけな …

ディア エヴァン ハンセン 映画 感想

はじめに 心の病気をもっている高校生、エヴァンの物語です。 私は、あまり馴染みがありませんが、ミュージカルでした。でも、曲調や歌詞が良かったので、途中からは、あまり気にならず入り込んでしまいました。 …

みんなに好かれなくていい 感想

先日、久しぶりに図書館で本を借りてきました。 ちなみに、英語多読用の本ではなく、日本語の本です。 その中の1冊が和田 秀樹さん著「みんなに好かれなくていい」です。 10代の若者に向けて書かれているので …

すべてあなたが決めていい 感想

英語多読トレーニング用の本を借りに図書館によく行きます。 最近、仏教、心理学 等に興味がわいてきて、この本が目に止まったので、借りてみました。(もちろん日本語) 著者は、玉置 妙憂という方です。看護婦 …