「フランダースの犬」(ラダーシリーズ)を手に取りました。アニメの最後のシーンは、よく覚えてます。英語の多読トレーニングの一貫で、それなりに読めればいいかなという程度で読み始めました。
ところが、ジェハンじいさんが亡くなったあたりから、ストーリーに引き込まれ集中して一気に読んでしまいました。
それにしても、貧しいネロとパトラッシュを誰か助けることができなかったのか?
お金のありなし、社会的ステータスの高い低いで、勝手にその人に優劣をにつけてしまう心が人間にはあるのだろう。そのような偏見が二人の死を招いてしまったのだ思いました。
もし、アントワープでネロとパトラッシュに会ったのなら、自然と手を差しのべることのできる人になりたいと思いました。
たぶん、英文を読んで泣けたのはたぶん初めての経験だと思います。TOEICでは、心は揺さぶられませんからね。そこまで、英文を読めるようになってきている。と思うようにします。